ヤングドライ

YOUNG NEWS

2012年11月5日

クリーニングの豆知識 第6回「ダウンジャケットのお手入れ」

ダウンジャケットの表地は、保温性を発揮させるためには薄手のものが良く、
ダウンが縫い目から飛び出さないためには精密な織物が適しているので、
ナイロンやポリエステルがよく使われます。

ナイロンは水分や摩擦に強い素材です。
しかし、熱に弱いのでヒーターなどの熱源に近づかないよう注意しましょう。
日光やガスにより変色しやすいので、収納場所にも気を付けてください。

ポリエステルは型崩れに強く、収縮しにくく乾きやすいので、洗濯しやすい素材です。
しかし、静電気や毛玉が発生しやすく、汚れを吸着しやすいという欠点があります。

ダウンジャケットのお手入れはぜひプロのクリーニングへ。
ダウンは空気をたっぷり含んでいるため、家庭洗濯機に入れても浮いてしまい、洗えません。
無理に水に沈めて洗うと、乾燥後はぺしゃんこにつぶれた感じになってしまいます。
どうしても家庭で洗いたいという方は、中性洗剤を溶かした水に入れて、手で優しく押し洗いしてみてください。

ただし、手洗いの場合も、乾燥後は洗濯前と同じふくらみには戻らない可能性があります。