ヤングドライ

YOUNG NEWS

2014年2月27日

クリーニングの豆知識 第22回「ダウンジャケットのお手入れ」

ダウンジャケットの表地は、保温性を発揮させるために薄手のものが良く、ダウンが縫い目から飛び出さないためには、緻密な織物が適しているので、ナイロンやポリエステルがよく使われます。

ナイロンは水分や摩擦に強い素材です。

しかし、熱に弱いのでヒーターなどの熱源に近づかないよう注意しましょう。

日光やガスにより変色しやすいので、収納場所にも気を付けて下さい。

ポリエステルは型崩れに強く、収縮しにくく乾きやすいので、洗濯しやすい素材です。

しかし、静電気や毛玉が発生しやすく、汚れを吸着しやすいという欠点があります。

ダウンジャケットのお手入れは、ぜひプロのクリーニングへ。

ダウンは空気をたっぷり含んでいる為、家庭洗濯機に入れても浮いてしまい、洗えません。
無理に水に沈めて洗うと、乾燥後はぺしゃんこにつぶれた感じになってしまいます。

どうしても家庭で洗いたいという方は、中性洗剤を溶かした水に入れて、手で優しく押し洗いしてみてください。ただし、手洗いの場合も、乾燥後は洗濯前と同じふくらみには戻らない可能性があります。