ヤングドライ

YOUNG NEWS

2012年8月27日

クリーニングの豆知識 第1回「ネクタイのシミ」

活気ある皆様には関係なく限りなく訪れる飲み会…

皆さん自身も含め家族の方は、その度に通常の服はもちろんの事、特に絹(シルク)仕立てのネクタイのシミ等にもお困りではないでしょうか?

最近奥様方が困ってシミのついたネクタイを持ってご来店頂く姿をお見受けします。
という事で、今回は「ネクタイのシミ」についてお話します。

まず、皆様に質問です。

酔っぱらって(酔っぱらわなくても…)
超お気に入りのネクタイにお酒や食べ物をこぼしたらどうされていますか?

  1. ① 帰ってから家でゆっくりその部分のシミを落とす
  2. ② すぐさまオシボリか水で拭き取る
  3. ③ 口で吸ってシミを吸い出して落とす
  4. ④ 何もしない
  5. ⑤ 奥様がご主人に怒る!!

正解は・・・・④番の「何もしない」 です。(⑤番も妥当な線と言えます!)

正確には・・・・
その場は何もしない」で、1秒でも早く!!
お近くの信頼できるクリーニング店にシミ抜きを依頼する!

が、最善の対策と言えます。(決して、クリーニングの営業目的で言っているのではありません…汗)

絹(シルク)の繊維はとても細く繊細です。
特にネクタイ部に使用されている編み方は特殊なため、何かのシミや色素が入り込むと除去するためには、可能な限り素早く適切な処理をしなければなりません。

下手に、水やオシボリで拭いてしまい中途半端にシミが残ると余計にシミが水分と一緒に奥まで浸透して取れなくなってしまいます。

そして一番最悪な事態そのまま時間が経って変色してしまうと…
ほぼシミ抜き不可能となってしまいます。

その場のお金は少しかかりますが、素早くクリーニング店でシミ抜き処理をしておく事の方が、最終的にはネクタイにもお財布にも優しい結果につながると思います。

それでは、明るく・楽しく・せいけつで健全な「飲み会」になります様に…!